常におなかがすいている

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【映画】ターミネーターを観よう

こんにちは。

色々書いてみたいことはありますが何から書けばよいか分からないので、まずは映画感想から。

ターミネーターの新作映画を観ようと思うのですが、よく考えたらそもそも過去作をきちんと観たことがないことに気づきました。

なのでターミネーター1と2をまずはレンタルしてきました。

2はこれから観ますのでまず1の感想を。

※以下、ネタバレ有り

 

 

ターミネーター

1984年公開、制作:アメリカ。

言わずと知れたジェームズ・キャメロン監督のSF名作シリーズの第1作目。

アーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターへと押し上げたという作品です。

調べてみたら製作費は640万ドルでB級映画並みだったとか。

 

あらすじ(ざっくり)※結末ネタバレ有り

 今日は1984年5月12日木曜日のロサンゼルス。

 路地裏に突然素っ裸の男(筋肉ムキムキ)が現れて、たむろしている不良たちをボコボコにして服を奪う。とりあえず服を着た男は公衆電話に向かい電話帳を捲って“サラ・コナー”という名前の女性を探し始め、ミドルネーム違いの“サラ・コナー”宅に赴いては銃をぶっぱなし“サラ・コナー”たちを次々と殺害していく。

 一方、また別の若い男もこれまた素っ裸で現れてホームレスのズボンを奪う。この男もまたサラ・コナーを探している。

 サラ・コナーは友人とルームシェアをしながらレストランでウェイトレスをしているごく普通の若いブロンドの女性。“サラ・コナー”という女性が次々に殺害されているというニュースを聞く。ついに筋肉ムキムキマンの魔の手がサラ・コナーの家に忍び寄り、ルームメイトとその恋人が殺害されてしまう。そこに心配して電話をかけてしまったサラ。その留守録を聞いた筋肉ムキムキマンはサラが隠れているディスコを突き止める。

 若い男もまたサラ・コナーを突き止め尾行しディスコへと赴く。始まった銃撃からサラ・コナーを守りほとんど拉致する形で共に逃走。車で走りながらサラはこの若い男から衝撃的な事実を告げられる。

 この若い男は名前をカイル・リースといい、2029年からサラを護衛するために来た。未来では核戦争が起こり、人工知能スカイネット”が世界中で人類に反旗を翻し人類は絶滅寸前であった。スカイネットの抵抗軍指導者はジョン・コナーといいなんとサラの息子だという。

 サラをつけ狙う筋肉マンの正体は見た目だけ人間の殺人アンドロイド“ターミネーター”であり、サラがジョンを産む前に殺害してしまうことで歴史を変えるために送り込まれたのだ。抵抗軍が時空転送装置を破壊したのでもう未来から人が来ることはないという。

 サラは当然父親は誰なのかと尋ねるが、ジョンの父親は核戦争以前に死亡しており不明なのだという。ほっとしたような複雑な表情を見せるサラ。カイルはジョンからもらったというサラの写真を本人に見せる。

 ともかくふたりはカーチェイスを繰り広げたり、警察に捕まってしまった上警察署でターミネーターに襲撃されたりと危機を乗り越えていく。ふたりの距離は徐々に縮まり、安モーテルでついに結ばれた。

 しかしターミネーターの追手はふたりに迫り、結果カイルは命を落としてしまう。サラは最後まで抵抗を続け遂にプレス機で圧し潰しターミネーターを破壊する。ターミネーターは右腕しか残らなかった。

 数ヶ月後、サラは単身車を走らせ国境を越えようとしていた。これまでの出来事をお腹の中の子供に残すためテープレコーダーに記録をしながら。立ち寄ったガソリンスタンドで子供が撮影したポラロイド写真は、カイルが持っていたものであった。

(終)

 

 感想

よく考えたらターミネーターのあらすじなんてググればいくらでも出てくるしWikipediaにも全部書いてあるから、私がここで書く必要なんてないんじゃないかって書いた後で気づいた。 でもまとめる練習になるからいいか。

 

未来が過去に来て、過去が変わって未来になって、というぐるぐる回っているようなSFでそこが少し不思議な感じ。

ジョンの父親カイルは未来人なので、ジョンが誕生した時点でカイルはまだ生まれておらず、ジョンがカイルに出会うとき、父親と出会うはずだけどカイルのほうが年下という。複雑な未来が生まれることになる。

タイムトラベルものでは過去を変えるのは最大のタブーであるとされているけれど、この映画では未来から来た者たちがさっくりと過去を弄繰り回していく。

 それが結果的には正史となるのだろうか。それともやはり未来は書き換えられてしまうのだろうか。この時点では不明。

というか、未来から来たターミネーターは自分に与えられた命令を忠実に守るためにとにかく過去で人を殺しまくる。すごい。人間じゃないからそこに倫理観とか道徳とか情とか一切ない。過去を変えるのはタブーという認識も無い。ターミネーター世界観においてはそれはタブーではないのか、あくまでも正史ということなのか…。

そのあたりは謎。だけど多分重要じゃない。

観ていて一番気になったのはとにかく人が死にまくるあっけなく死にまくるところ。たったひとりの人間のために、多くの人間(しかも大多数無関係)が犠牲になる…。そこに情はないのです。でも私は情をかけちゃう。もうやめたげてよー!ってなる。

アーノルド・シュワルツェネッガー若いー! 肉体が凄い。もうさすがボディービルダーという感じ。無表情なところがまたよい。こんなのに追いかけられたら怖い。

 

当然1984年当時の作品なので、CGとかそういう技術はそれなり、という感じではある。でもこれが低予算で出来た映画とは思えないほど、今見ても迫力があった。

ターミネーターが自分で自分の顔を“手術”する場面なんかはリアル(何をリアルとするのかって感じやけど)で、人間の肌質の部分と無機質なメタルの中身がアンビバレンスでうううとちょっとグロテスク。(ただここのシーンは途中からシュワちゃんの顔が人形っぽくなるので多分人形かな。次のカットでまた人間に戻る)

あとあの音楽やっぱり凄い。

 

AIが人間に反旗を翻す。そういう未来って。近いうちにくるのかしら。2029年。あと10年後です。

とりとめもない。おわり。

 

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